ポケッタブルエアバンドレシーバ- HRD-737

中国製のポケッタブルエアバンドレシーバーを買いました。使い道やちょっと進んで改造などをやってみます。

胸ポケットに入るようなポケッタブル受信機で航空無線が聞けます

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ワイシャツ胸ポケットに入るコンパクトな受信機で航空無線が聞けます



今日は、みなさん私は航空無線の受信機に興味を持ち色々と手がけています。

 

住んでいるところは大阪国際空港に近いところで、休日には自転車でアクセスできるぐらいのところです。風向きによっては家の上を離陸した飛行機が飛んでいきます。窓から遠くを見ると着陸態勢に入った飛行機が見えます。

 

さて、飛行機と地上、管制とか航空会社の間での連絡は航空無線が使われています。航空無線はICAOという世界組織が決めた方式や周波数で運用されています。日本ではICAOの決めた取り決めに従い、国土交通省が管理運営を行っています。周波数の認可は総務省が行います。

 

こういった規制の中で使われている航空無線ですが、誰でも簡単に傍受することができます。電波法では傍受した内容を漏らしてはならないという罰則規定がありますが、聞いてはいけないという訳ではありません。

 

というような前置きから始めましたが、どんな通信が行われているか興味をもって、傍受してみることにしました。

 

以前なら、航空無線を傍受するには数万円するような専用受信機が必要でした。もちろん技術力のある人なら回路図を書いて部品を集め、基板を作ってはんだ付けすれば何千円でできますが、それも簡単ではありません。

 

ところが、技術革命で、航空無線の受信ができる専用IC(ソフトウェア無線方式)ができたようです。そのICはAM/FM受信機用の機能をベースに航空無線機能が追加されたものです。中国深せんにあるような先進受信機アッセンブリ会社が、そのICを使いAM/FMポケッタブル受信機のケースなど利用して、中身を入れ替えてしまいました。

 

 

ICは旭化成マイクロシステムズという会社(基板に実装されたICの刻印は秘密保持のためか削られているので、業界情報です)のAKC-6955らしいです。そして、この中国製ポケッタブル受信機はアマゾンなどで売られています。

 

こんな情報を知ったので、さっそくアマゾンでこのポケッタブル受信機を買ってみました。

 

 

注文すると中国から追跡可能郵便でやってきます。なぜか香港から深せんに行って、そこから関西空港にやってきて、通関を受けて、さらに大阪国際郵便局から宅配便屋さんにゆだねられ、我が家までやってきました。

 

こぎれいな化粧箱に詰められ、本体、イアホン、充電用USBケーブル、外部引っ掛けようアンテナ(ワニ口クリップ付き)、吊り下げベルト、英語/中国語マニュアルなどです。

 

それではこのなんだかなまりのある英語で書かれたマニュアルを見て航空無線受信に乗り出すことにします。

 

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箱に入っていた本体など