航空無線について各種情報を調べてみました
今日は。
ポケッタブル受信機でエアバンドが聞けるということでアマゾンで受信機を買い、大阪国際空港近辺の自宅でワッチしています。また、コロナ外出規制までの休日には空港近辺までサイクリングで出かけ受信してみました。
今までエアバンドレシーバーと言うと本格的に数万円もしたものが、何と一桁も安く入手できます。見た目もAM/FMラジオのテイスト。しかし、機能的、性能的にはそれなりで、お安い。「HRD-737中華製ポケットラジオ」です。(また、腕に自信のある方なら、はんだ付け任せておけと言う方なら、もっとお安い値段でエアバンドレシーバーのキットがあります。キットを買って組み立てて、調整、改造しましょうというブログを作っています。そちらも興味があればのぞいてみてください。)
さて、航空無線についてどんなものか説明してみます。(というワタシも初心者なのでWEBを引用することにします。
ちょうど国土交通省の航空管制官公式ホームページに航空管制に関しての説明がありましたので紹介します。
-------ところが、残念ながら、下記国土交通省のサイトは無くなってしまいました――――
www.mlit.go.jp-----------------------------------
!!残念ながら国土交通省の該当ページは無くなってしまいましたので、替りの情報として「民間機、軍用機などの情報・写真や、航空気象、エアーバンド、航空機に関する全般的な情報サイトです!」を紹介させていただきます。!!
一番とっかかりにお勧めするのはATISの受信です。ATISでは空港の気象情報などを放送しています。四六時中出ている電波なので、まずこれが受信できるかどうかがポイントです。この電波は地上から出ており、空港の周りでないと受かりません。
ATIS | Automatic Terminal Information Service:飛行場情報放送業務のことで、気象情報、飛行場の状態、航空保安施設の運用状況等の情報を常時対空送信(放送)により航空機に提供する業務である。 |
ATIS周波数リスト |
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北海道地方 |
中国地方 | ||||||
新千歳 | 128.600MHz | 広島 | 127.250MHz | ||||
函館 | 126.000MHz | 岩国 | 281.000MHz | ||||
東北地方 | 小月 | 245.800MHz | |||||
三沢 | 128.400MHz | 高松 | 127.450MHz | ||||
366.200MHz | 徳島 | 246.800MHz | |||||
八戸 | 245.800MHz | 高知 | 126.450MHz | ||||
仙台 | 245.450MHz | 九州地方 | |||||
新潟 | 128.450MHz | 福岡 | 127.200MHz | ||||
関東地方 | 長崎 | 128.400MHz | |||||
成田 | 128.250MHz | 大分 | 127.800MHz | ||||
東京 | 128.800MHz | 熊本 | 128.800MHz | ||||
横田 | 128.400MHz | 宮崎 | 126.800MHz | ||||
281.000MHz | 鹿児島 | 127.050MHz | |||||
厚木 | 246.800MHz | 鹿屋 | 246.800MHz | ||||
ハーディーバラックス | 141.100MHz | 沖縄地域 | |||||
中部関西地方 | 嘉手納 | 124.200MHz | |||||
名古屋 | 126.400MHz | 280.050MHz | |||||
関西 | 127.850MHz | 那覇 | 127.800MHz | ||||
大阪 | 128.600MHz | 293.000MHz | |||||
一方空港から離れたところで受信する場合は、飛行機からの電波を受けるしかありません。ジェット機は大体高度1万メートルを飛行するので、空に向けてアンテナを突き出すと百キロ以上離れていても大丈夫です。
空港に離着陸する飛行機が空港の管制塔などの無線局との間でやり取りする周波数に付いては次のWEBに紹介されていますので、近所の空港の周波数をメモして参考にされてはどうでしょうか。
airband-japan.jimdofree.com
次に、エアバンドレシーバーを持っていなくてもインターネットラジオ式に聞けるサイトを知りました。全国主要空港に受信サイトが置かれていて、ITM(大阪国際空港、伊丹の略)も当然あります。いつもワッチしている118.1MHz大阪タワーが傍受できます。飛行機ののっているときでもWIFIでつながるならワッチできるというのが売り文句ですね。
航空無線 エアバンドがスマホで聴ける無料サイト:LiveATC
ここで脱線しますが、もうひとつ、データ通信の航空無線があります。飛行機の位置は航空管制の必要性から飛行機から常に放送通信されています。ACARSといいます。
Aircraft Communications Addressing and Reporting Systemの頭文字をとったもので、航空機と地上局の間でデータをやり取りするシステムです。ちょうどアマチュア無線におけるパケット通信に似ています。この情報をWEBサービスするリアルタイムフライト追跡があります。
更にADS-Bと言うサービスもあるのですが、今のところ不勉強なので、追って調べてみます。詳しい情報が次のサイトに集められています。(感謝!)
まあ、色々サービスなどあるのですが、結局のところ、簡単に受信でき、持ち運びもらくちんということで、このポケッタブル受信機を片手にしばらく遊んでみることにします。
腕に自信のある人なら、ケースを開けて改造、感度アップなんかもできます。